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#8 コフスハーバーへ615キロの大移動とベリーピッキングの仕事内容

1か月間オレンジファームで働くも、
取引先からの発注が激減しいきなりのクビ宣言をくらってしまった僕たち。
どうなってしまうのでしょうか。
タイトルでネタばれしてますが、
前々回のブログのその後について書こうと思います。

コフスハーバーへの道中Dorrigo National Parkで休憩したときの写真。
仕事を求めてコフスハーバーへ
次なる職場を探すときに、肉体的に比較的しんどくない仕事を優先事項にしました。
というのも、妻は運動経験がほぼなくオレンジファームで働いていた時も体力的に難しい作業がしばしばありました。
そこで見つけたのがベリーのピッキングの仕事。
リサーチには主にネット検索とフェイスブックを使ったのですが
日本人の女性もたくさん働いているようで、
これなら体力的には大丈夫だろうと考えました。
この時期(11月)コフスハーバーという海岸沿いの町では多くのベリーピッキングの求人が出ておりそちらに向かうことに。
調べてみると615キロ、休憩なしで片道7時間半。
日本だと東京から福岡までの距離。

休憩しながら1日かけて行こうということで、
朝早くにオレンジファームを出発しました。

大人二人分の荷物ならピッタリ。この時は笑っちゃうくらいきれいに積めました。

出発の日は羊が見送りに来てくれました。

コフスハーバーへの道中Dorrigo National Parkの写真
ベリーピッキングの仕事内容
ベリーピッキングの仕事内容を少し書こうと思います。
基本的にピッキングする人間(僕たち)はコントラクターと言われる人に従事する形となり、農家の人に直接雇われるわけではないです
コントラクターが複数のベリーファームと契約しており、ピッカーたちはコントラクターが契約しているファームを3-4日くらいのスパンでローテーションしながらベリーピッキングを行います。
だいたい前日の夜に翌日のピッキング場所と開始時間の連絡が来て、
当日場所につくとピッキングする具体的な場所を聞いてひたすらピッキングという感じです。
だいたい8時から10時の間にスタートして15時から17時の間に終わり
平均稼働時間は7時間半くらいになると思います。
体力に自信なしの妻でも毎日頑張って働けているので、
同じような境遇の方にはお勧めです。

ブルベリーファームの様子。どこのファームも東京ドーム何個分かわからないほど大きいです。屋根がないので雨の日は休みになります。

こんな感じで枝に実ってるブルーベリーを手で取ります。ブルーベリーがこんな風に実をつけるって知ってましたか?

ピッキングしたベリーはバケツにためた後まとめて計量所に持っていきます。給料は歩合制なのでここで計量した重量が直接給料に反映されます。

これはラズベリーのファーム。時期によってはブルーベリーだけでなくラズベリーもピッキングします。こちらは屋根があるので雨でも仕事があります。

ラズベリーはパッキングも行います。日本のスーパーのお惣菜を詰める透明のプラスチックのようなものにラズベリーを詰めたら、それが直接スーパーで売られます。こちらも歩合制。1パックいくらというレートがあります。
おわりに
まさか自分がカブスクを初めて1か月強で2度も大移動をするなんて。
そんな予想外な事態でも車があったので快適に移動できました。
やっぱりファーム生活は予期せぬことが起きます。
これはファームを始める前にいろんな友人に話を聞いてましたがみんな経験すること。
その中でやっぱり車を持っていてよかったなと感じました。