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2024.10.05

オーストラリアで車の事故を起こした場合の対処方法

オーストラリアに来てまだ日が浅く、英語も少し不安…。そんな時に車の運転中に事故を起こしてしまったら、どう対処すればいいのか不安に感じる方も多いでしょう。特に、まだ現地での生活に慣れていない方にとっては、大きなストレスとなるかもしれません。しかし、基本的な対応や保険の仕組みを知っていれば、冷静に対応することができます。この記事では、オーストラリアで事故を起こした際の基本的な対応、保険の内容、そして英語が不得意な場合の対策について詳しくご紹介します。

目次

  1. まずは基本的な対応を覚えておきましょう
  2. オーストラリアでの保険制度について理解しよう
  3. 英語が苦手な場合の対応方法
  4. まとめ

1. まずは基本的な対応を覚えておきましょう

どのような状況でも、事故を起こした場合は基本的な対応を忘れないことが大切です。これはオーストラリアでも同じです。以下のステップに従い、落ち着いて行動しましょう。

安全の確保

まず最初に行うべきことは、自分や同乗者、また他の関係者の安全を確認することです。もしも怪我をした人がいる場合は、すぐに緊急サービス(000)に連絡し、助けを求めます。

車を安全な場所に移動

車を動かせる場合は、安全な場所に移動させ、他の車両への影響を最小限に抑えましょう。その後、ハザードランプを点灯させて他のドライバーに注意を促します。

情報の交換

事故に関与した相手との情報交換は非常に重要です。お互いに名前、住所、連絡先、車両ナンバー、保険会社の情報を交換しましょう。また、スマートフォンで事故現場の写真を撮っておくと、後の手続きがスムーズです。

警察に連絡する必要がある場合

人身事故や大きな損害を伴う事故の場合は、警察に報告する必要があります。損害額が通常$3,000以上の場合や、負傷者がいる場合には警察を呼びましょう。

2. オーストラリアでの保険制度について理解しよう

オーストラリアでは車両に関する保険がいくつかの種類に分かれています。まず、**CTP保険(Compulsory Third Party Insurance)**と呼ばれる必須の保険について説明します。

 

CTP保険(Compulsory Third Party Insurance)とは?

CTP保険は、オーストラリアで車を運転する際に義務付けられている保険です。【日本で言うと自賠責保険(強制保険)】各州で異なりますが、車を登録する際に必ず加入しなければならないものです。この保険は、事故によって他人に怪我をさせた場合の医療費や賠償金をカバーするものです。ただし、物損や自分自身の車の修理費はカバーされません。

 

任意保険(Comprehensive InsuranceやThird Party Property Insurance)

CTP保険だけでは、物損や自分の車の修理に対応できません。そこで、事故による損害をさらにカバーするために、以下の任意保険に加入することが一般的です。

 

Comprehensive Insurance(包括保険)

自分の車と相手の車、財産への損害をカバーします。最も包括的な保険で、火災や盗難などにも対応する場合があります。

保険料は高めですが、事故後の修理費用や損害賠償に備えられるため、安心です。

 

Third Party Property Insurance(第三者物損保険)

相手の車や財産への損害をカバーしますが、自分の車はカバーされません。Comprehensiveよりも保険料は安いです。

相手の損害に備えるため、最低限これに加入しておくことを強くおすすめします。

3. 英語が苦手な場合の対応方法

オーストラリアに来たばかりで、英語に自信がない方でも安心して対応できるように、以下の方法を活用しましょう。

通訳サービスを利用する

TIS Nationalという無料の通訳サービスが24時間利用可能です。警察や救急車を呼ぶ際に「通訳が必要」と伝えれば、迅速に通訳を手配してくれます。また、保険会社にも通訳サービスがある場合があるので、事前に確認しておきましょう。

TIS National(電話通訳サービス):13 14 50

事故対応に役立つ英語フレーズを覚える

簡単な英語フレーズを覚えておけば、事故後のコミュニケーションが円滑に進みます。たとえば:

“Are you okay?”(大丈夫ですか?)

“Can I get your insurance details?”(保険の詳細を教えてください)

“I need a translator, please.”(通訳をお願いします)

翻訳アプリの活用

スマートフォンにGoogle翻訳などのアプリをダウンロードしておくと、現場で役立ちます。音声やカメラ翻訳機能を使って、会話や書類の内容を即座に理解することができます。

英語ができる友人に頼る

英語に自信がない場合、事故後すぐに英語ができる友人や知人に連絡して、電話でサポートをお願いすることも可能です。通訳者がいない状況でも、友人がリアルタイムで助けてくれるので、安心感が増します。

日本領事館に相談する

重大な事故やトラブルに巻き込まれた場合、最寄りの日本領事館にも相談できます。領事館は日本人向けに各種サポートを提供しているので、困った時には頼ってみましょう。

まとめ

オーストラリアで事故を起こした場合、CTP保険は他者への怪我の補償をカバーしますが、物損や車両の修理はカバーされません。任意保険に加入している場合、より包括的に事故に対処できます。また、英語が不得意な方でも、通訳サービスや翻訳アプリを利用して適切に対応することが可能です。

オーストラリアに来たばかりで保険のことがよく分からない方でも、Roundabout Australiaの「カブスク」サブスリクションサービスなら安心です。カブスクでは、全ての車両がフルカバー保険に加入しているため、万が一の事故やトラブルが発生した場合でも、心配することなく利用できます。詳細については、こちらをご覧ください。

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